国際統合リハビリテーション協会

症状別効果について

IAIRテクニック症例別効果

*以下の記述はIAIR講習会受講者が実際に臨床で結果を出した成果です。

脳卒中後遺症(中枢神経疾患関係)

  • 片麻痺でプッシャー症候群がある患者さんに骨盤と下肢を実施したら、手すり歩行監視だったのが、独歩監視まで改善しました。
  • 発症3年目の左片麻痺患者さんにIAIRで学んだ骨盤・下肢テクニックを行ったら、立脚相での踏ん張り、遊脚相でのつまづき、下肢の振り出しなどが良くなり、本人も歩きやすくなったと驚いていた。
  • 夜間麻痺側下肢の内転筋の疼痛や不随意的な収縮により、十分に眠れないという患者様に、頭蓋の調整を除き全身に介入後、前述した症状に改善が見られた。
  • CVAの方の股関節の詰まりを取ったら歩行時の立脚相が出やすくなった。
  • CVAの方に仙骨から呼吸介助を行うと支持基底面が広がり上肢などの可動域の向上を認めた。
  • 頭蓋仙骨治療をCVAの方に行うとコアが安定しバランス反応の向上を認めた。
  • CVA患者様に脊柱のアプローチを頚部周囲の筋緊張が整い、立ち直り反応が見られるようになってバランスが改善した。
  • 小脳出血患者様に脊柱アプローチ・仙骨頭蓋療法を行い、立ち直り反応認められ歩行バランスが改善した。また、頭痛が落ち着きリラックスできた。
  • CVA や神経疾患(パーキン等)も見ていますが、腹部~骨盤、四肢に対するアプローチを良く用います。呼吸のコントロールと、体幹の安定性、協調性が向上します。
  • 脳性まひの30代女性の上肢の過緊張が落ちた。
  • 慢性期の右片麻痺(この時すでに発症より十数年経過)、T-caneと金属支柱付き短下肢装具を用いて歩行を行っていた方に対し大腰筋と腸骨筋のリリース、腸骨筋と大腿四頭筋のリリースを行うと歩行時のSwingが改善しクリアランスが向上した。その後神経筋再教育を行うとこれに続いて麻痺側のStanceでの筋出力が向上し麻痺側Stanceがより安定していった。
  • 脳卒中発症より1週間で(この方は麻痺はなくこの時点でADL全自立していた方)夜間2時間おきに目が覚めてしまい十分に寝つけず、更に便秘となってしまった方(発症前はこのようなことはなかったと)に対し脊柱の調整、骨盤の調整、腹部ポンピング、大腰筋のリリースを行ったらその夜からよく眠れるようになり、排便も起こる。更にその翌日からは朝まで一度も起きずに眠れ、数回の介入で便秘も起こらなくなった。

頸部症状

  • 頸肩腕症候群の方で、頭部から肩周りにかけての鈍重感(と熱感)があったのですが、頭蓋仙骨療法を用いると、重さと熱が「すーっと降りて行った」と言われました。その後は経過良好です。

肩関節症状

  • 左肩関節脱臼で挙上時痛と制限のある患者さんにIAIR上肢テクニックを行ったら、その場ですぐに全可動域動くようになり、疼痛も消失した。1回の治療で本人も「98%良くなりました」と喜んで頂いた。
  • 右肩の腱板損傷の外来の人が、発症からしばらくして左手指の熱感としびれ、痛みを訴えられ、夜間も眠れないぐらいになってしまいました。IAIRのテクニックで治療後、脈の変化を確認しましたが、その日の治療後にしびれや痛みはほとんどなくなったそうで、次の週には熱感も減少していました。
  • 同僚が肩の痛みを訴えており、手関節の調整、肘関節の調整、小胸筋の調整を行うと介入前に比べてほぼ痛みがなくなった。

脊柱症状(腰痛、椎間板ヘルニア等)

  • 通常の理学療法手技で改善されなかった慢性腰痛患者様の疼痛が劇的に緩和されてきた。
  • 慢性腰痛の方の脊柱を整えたところ、痛みが軽減した。
  • 外来の腰椎疾患にはほぼ前例、膝や股関節の下肢疾患にも用いていました。疼痛改善や歩容の向上は必ず現れていました。
  • 女性の脊柱の疾患(頚椎、肩、胸椎、腰椎)で、症状が不定愁訴を含め多岐に渡って出ていた患者さんに特に効き目があった。
  • 左C5/6、6/7頚椎椎間板ヘルニアで手に痺れがある患者さんに骨盤、脊柱、上肢テクニックを行ったら、痺れが軽減し、握力も向上。本人も「お陰様ですごく良くなりました。日常生活に支障ありません。」とのことなので、無事に卒業となりました。
  • 腰椎椎間関節症による下肢の痛みで引きずって歩いていた患者が楽に歩けるようになった。
  • 腰椎椎間板症、頸椎症による頸部痛や腰痛に長年苦しんでいた患者さんの痛みが軽減した。
  • 職場の先輩が慢性腰痛に悩まされており、脊柱、骨盤、股関節の調整を行ったところ一週間経過しても腰痛の出現はなく、身体の軽さを感想として頂いた。
  • 職場の先輩がスノーボードで転倒し、腰椎横突起骨折を患い(この時受傷2~3日後の介入)、骨折の影響か、明らかに以前とは違い前額面からの観察で頚部~環椎後頭関節、顔面にかけて左変位してしまっていたが頚椎の調整、頚長筋のリリース、胸鎖乳突筋の調整を行うと正中位へ戻り満足して頂けた。
  • コルセット装着中の圧迫骨折の方(経過は良好で腹部と背部の筋バランス不良にて腰痛を訴えていた方)に対し、腹部ポンピングを行い頚椎の調整を行ってからマッサージに移ると、それらを行わない場合に比べると格段に早く腰部のtoneを落とせ、他の介入に時間をさけるようになった。

膝関節関係(OA等)

  • 末期変形性膝関節症でシルバーカー歩行でないと痛みがあり不安定で歩けない患者さんに対して、骨盤、脊柱、下肢テクニックを行った結果、徐々に内反変形が良くなり、痛みが減り、シルバーカーにあまり頼らずに歩けるようになった。本人も「バレーボールが通る位のO脚が真っ直ぐになってきたと友達に言われて、私もそう感じる。先生のお陰です」と感動する言葉を頂いた。
  • 末期変形性股関節症で股関節痛、鼠径部、大腿外側部痛、肩こり、腰痛、頭痛、便秘などがあり、今まで杖でやっと歩いていた患者さんに対して、骨盤、脊柱、股関節テクニックを行ったら症状全てが軽快し、「お陰様で良くなりました。先生様様です」と喜んで頂いた。

痛みの症例

  • マルアライメントが原因での異常姿勢の多関節痛患者様に対し、関節、筋・筋膜の調整テクニックで疼痛を緩和することができた。
  • 慢性の頚部痛患者様に対して、脊柱の調整テクニックで疼痛緩和と自律神経症状の改善がえられた。
  • 脊髄緊張症の患者の上肢の痛みが脊柱の調整で痛みがなくなった

不定愁訴

  • スタッフで胸やけがして胃が痛いと言ってる人がいたので、腹部のポンピングをして蝶形骨,前頭骨を動かしてをしてあげると、軽くなったと言ってました。

ST領域

  • 胸鎖乳突筋、頚長筋リリースによる頚部過伸展位の改善
    当院の患者様は常に頚部過伸展位で臥床し開口しています。そのため、口腔内が乾燥し、唾液嚥下も困難な状態です。しかし頚長筋リリースを行うと、短期間ではありますが、改善がみられます。
  • 頚長筋リリースによる唾液嚥下訓練
    直接嚥下訓練を行う前に患者様に対して行い、嚥下のパフォーマンスをより良くしています。また、入院患者様の嚥下評価をする際にも使用しています。
  • 胸骨リリースによる胸郭可動性の改善
    胸骨リリースを行うことで、一回換気量を改善した状態にて呼吸介助を行っています。
  • 達人のタッチを学ぶことで、呼吸介助の際のタッチが顕著に改善

様々な呼吸理学療法の講習会に行きましたが、達人のタッチを学んでかなり短期間で患者様の症状が改善しました。

報告:言語聴覚士 江藤智美先生